誇くらぶ
2009年にやむにやまれぬ思いから「誇くらぶ」という会を立ち上げました。
会の主旨は日本人の心の源流を探し出そう、日本が誇る職人さんと話そう、
日本の良い所をもう一度見直そう、
海外のお客さまに日本の文化を質問されても答えられるようにしましょうでした。
私も海外からのお客様からこのような質問を受ける事がよくあります。
能と歌舞伎の違いは、茶道の流派は、尾形光琳の代表作は、八百の神の由来は、
中国の漢字と日本の漢字の違いは等々です。
それぞれの分野の専門家をお呼びして勉強会を始めました。
芸者さん、和菓子職人、書道家、和服着つけ師、大学教授の皆様の協力には心から感謝いたしております。
毎月一回勝海舟や乃木将軍のゆかりの地赤坂の料亭で開催をいたしておりました。
現在、会は主宰者の都合で休会しております。
機会があれば又再開をしたいと思っております。
ここ数年日本の各地で同じような会が発足をしたのを聞いております。
日本を見直す時期に来たのだと思います。
一過性のブームという言葉で終わらせないようにしたいものです。
村でも町内でも都会でも会社でも学校でも、「日本を見直す」会をどんどん発足させて頂きたいものです。
市井の人達が教師になり寺子屋形式で増えていくのが理想です。
いつまでも海外の文化に迎合することなく、日本独自の文化に触れることも大切な事ではないかと思っております。
歴史と文化の「草莽崛起」のような運動が起こる事を期待しております。