一瞬でわかる成功する人

 

人には大切にしなければならない心の持ち方があります。
心の持ち方ひとつで自分の生き方を成功に導くことが出来るのです。

心の持ち方とは誰もが持っていて大人になると失うものです。
それは何事に対しても自分を信じることのできる「自信」です。

子供は知識も経験が無くても溌剌としているのは「失敗」ということを知らないからです。
人は恐れを知らなければどの様な物事も前向きにとらえることが出来るのです。

成功する人は子供のような「自信」の塊をたくさん持っているのです。

失敗する人は「自信」じゃなくて「過信」を余分に持っているのです。
知識から来る「過信」はとても挫折に弱いのです。

「自信」は他人と比べる必要はありません。
自分の心と向き合って正直に生きれば自然に「自信」は付くのです。

「自信」を持っている人の特徴はこのようなものがあります。

遠くを見つめる目、歩き方、しゃべるテンポ、語り口調、
夢に対する情熱、真っすぐなこころ、礼儀正しさ、
感謝の気持ち、前向きで明るいこと等が表現や言動に現れているのです。

「自信」にあふれ上昇志向を持っている人は困難と失敗を恐れません。
逆に自信がない人は依存度が高く現状に甘んじてしまうのです。

自信は前向きに生きる為に必要なエネルギーなのです。
その「自信」とは「自愛」と「自覚」と「自立」のから生まれます。

「自愛」とは、自らその身を大切にすること。品行を慎むことです。
「自覚」とは、自己の位置、能力、価値、義務、使命などを知ることです。
「自立」とは、自分の力で身を立てることです。他人の援助や支配をうけないことです。

音楽プロデューサーを長年務めていると人を見分ける術が付きます。
例えばオーディションの時にドアを開けた時点でスターになる人が分かるのです。

1)立ち振る舞いが謙虚な人
2)どのような服装でも清潔にしている人
3)言葉が少なくても礼儀を知っている人
4)能力や経験を自慢しない謙虚な人
5)自分の立場を知り周りの人に気遣いが出来る人
6)目標と目的が明確に理解できている人

オーディションを受ける人は最初の登場で判断されます。
その一瞬で審査員の心を虜にしなければなりません。

その上に音楽的技術が高くなければなりません。

アーティストの「自信」は有名な学校を出たり、コンテストでグランプリを取ったり、
才能や容姿が端麗だけで、生まれるものではありません。

日頃から学習や鍛錬を怠らず、礼儀や身だしなみを整いておくことです。
当たり前の事が当たり前に出来る事が重要なのです。

また「自信」を持っている人は堂々として強い人だと限りません。
逆に繊細で臆病な人ほど「自信」を持っている場合もあります。

「自信」を継続的に維持する為には自分に厳しく甘えの心を失くすことです。

その「自信」を地位や名声や報酬の為に使うのではなく、
世の中に貢献する目的で使える人がスターになるのです。

そして「自信」とともに絶対的に必要なのが「情熱」なのです。
おおくの人を熱くする能力が無ければなりません。

成功する人はこの二つを兼ね備えている人なのです。