LET’S IT BE{あるがままに}
ビートルズが歌った世界的な大ヒット曲である。
When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be
僕が苦難の時
聖母マリアが現れ
知恵を授けてくれる
「あるがままを受け入れなさい」
Let it be, Let it be,
Let it be, Let it be
Yeah, there will be an answer
Let it be
あるがままを
あるがままに
全てを受け容れるのです
そうさ 答えはそこにあるだろう
「あるがままを受け入れなさい」
マッカトニーが1968年におこなわれたアルバム「ザ・ビートルズ」のための
セッションの最中で、ビートルズが分裂しつつあるのを悲観している頃に、
母メアリー・マッカートニーが夢枕に現れた際に述べた、
「あるがままを、あるがままに(全てを)、受け容れるのです」
との囁きを元に書いたと語っている。
メアリーは、マッカトニーが14歳のころにガンで死去した。
亡き母が枕元に現れたことについて、マッカトニーは、
「母に再会できたのは本当に良かった。夢で祝福された気分だった。
だから僕は母の囁きの元に「レット・イット・ビー」を書いた」と語っている。
SNSを当たり前に使うようになってから本心が心の奥に隠されてしまった。
ありのままに本音を言うと冷やかされるか馬鹿にされるので沈黙を守るようになる。
誰でもがアニメ化(擬人化)されて、当たり障りのない言葉を羅列して、
挙句の果てには経験のない素人が他人にお説教まで言えるようになってしまった。
自分は何も経験していないのに、まるで人生を分かり切ったように話をする。
学校で仕事場でも架空の自分が存在するだけ、
自分のことが理解できないから、上辺だけで他人の不幸に同情的になる。
自分の現状と重ねて涙を流すような物語を好きになる女性が多くなった。
その為か若い女性の自殺が増えてきた。
戦いのある国では女性は家族を守ることに命懸けになる。
平和な国では男性は弱くなり女性が社会の表面に出てくる。
命がけで家庭を守ろうとする男性が少なくなった。
それ以上に無気力な男性が増えてしまった。
男女平等雇用制度は本当に女性を幸福にするのだろうか?
男性と対等に収入が得られれば、男の世話にならずとも子育ては自分一人でできる。
いやな思いをしてまでわがままで幼児性のある男と暮らしたくない。
挙句の果てには結婚しない女性も増えてしまった。
もっとぎこちなくて良いのに。
もっとかわいいままで良いのに。
もっと単純で良いのに。
もっと弱さを出しても良いのに。
柔らかいままで夢見る少女のままでも良いのに。
Let it be, Let it be,
Let it be, Let it be
Yeah, there will be an answer
Let it be
あるがままを
あるがままに
全てを受け容れるのです
そうさ 答えはそこにあるだろう
「あるがままを受け入れなさい」