人間のタイプ
昨日までの話ばかりをする人は 過去に生きている人です。
昨日と今日の話をする人は 反省をしながら生きている人です。
今日の話ばかりをする人は 今を生きているだけの人です。
今日と明日の話をする人は 未来に夢を持って生きている人です。
未来の話ばかりをする人は 地に足がつかずに生きている人です。
貴方はどのタイプですか。
私は研究会やセミナーや交流会に出席する機会が多くあります。
会釈だけで終わる人、名刺を交換する人、語りかける人、じっくり話をする人など様々です。
その一瞬の触れあいでも上記のようなタイプの違いが明確に分かります。
話しかけて来る人の中には、明らかに自慢話をする人、苦労話をする人、
世の中を悪く言う人、聞いてもいないのにプライベートの話までする人がいます。
一番苦手なのが周りの参加者の品定めをする人です。
そして相手の出所・経歴・仕事内容を事細かく述べて批判をする人です。
そのようなタイプは必ず同意を求めて来ます。
「ね!そうでしょう」「知っているでしょう」「酷いらしい」など、辛辣な噂話の共犯者にしょうとする人です。
たとえお酒が入っていても、そのような話に同意をしてはなりません。
以前、この恩学でフレネミーのことを書きました。
一番の友達が一番の敵だったという話です。
この言葉は、アメリカの学園ドラマから生まれた造語です。
友達(フレンド)と敵(エネミー)を合わせた言葉です。
心許した友達が違う友達の間で、自分の秘密を暴露して笑い者にするという事です。
安心して話してしまった、日常のたわいないことから、
友達・彼氏・金銭問題までを一気に学園中に広められてしまうのです。
自分が優位に立つ為に相手の弱みをさらけだす正にフレネミーな下劣な人間なのです。
一般社会の中にもこのフレネミーは多く存在します。
笑顔で気安く近づく人には簡単に同調しない方が無難です。
そしてもう一つの言葉にイネイブラー(支え手)というのがあります。
犯罪行為などに加担する仲間(支え手)の事です。
嘘つきの周囲にいて嘘に合わせてうなずいたり・おもしろがったりするタイプです。
集団で行動する連中は必ずこのイネイブラーが盛り上げているのです。
罪の意識が薄く弱いものを標的にして悪さをする連中です。
振込詐欺や暴力事件等に多く関与しているのです。
お酒が入って遊び感覚でおもしろがっていると、あなたも知らぬ間にイネイブラーになっているかもしれません。
KYと思われても悪戯に怪しげな話に参加しない事です。
私の理想のタイプは、過去の自慢話をせずに未来の話をする事です。
勿論、空想的な理想論を語るのではなく、現実に実現出来る事を伝える事です。
大切な事は今日と明日のスケジュールが、いつでも発表出来る事です。
サミエルウルマン「青春の詩」
「年齢を重ねただけで人は老いない、理想を失う時に初めて老いがくる。
20歳の青年がやる気を失えばただの老人である。
60歳の壮年が理想に生きている時は青春真っただ中である。」
自らの進むべき道は自分の意思で決める、いかなる誘惑にも負けずに、日々を大切に過ごすことが理想です。