Love & Peace & Freedom




先ずは「愛と平和と自由」を語る前に世界の現状を知っていて欲しい。
ウクライナやイスラエルの戦争は民族戦争なのか経済戦争なのか?
真実から目を逸らすために自然災害を何度も流すメディアは何を伝えたいのか?
エネルギー不足や食料品の物価高騰の話題も介護保険や育児保険ではぐらかしている。
ガザ即時停戦の国連の安保理決議案も日本は賛成だがアメリカの拒否権で否決された。
どこまで行っても事実を隠そうとしているメディアはまったく必要が無い。

我々音楽を生業として生きてきた者にとって、これほど不幸な時代に
音楽イベントが一切絡まないことに違和感を覚える。
反抗することを忘れて危機感が麻痺をしているからなのだろうか。
ファンもそれを望んでいない。商業主義的音楽に飼いならされて
熱いメッセージを伝えるよりも、推しのタレントが有名になること
しか関心が無いからである。

1969年8月9日安保条約反対の動きがあった時に岐阜県中津川では、
日本初の野外フォークジャンボリーが開催された。
その頃に活躍していたフォークシンガーが、この地に集まり「平和」を訴えた。
客は日本国中から参加して夜通し盛り上がった。
1971年の第3回開催時には人口6千人の地に2万人の人が集まり、
大きな話題となったのだが、これらの運営をすべて地元の若者が行ったのである。
SNSのない時代に口コミだけでこれだけの動員をもたらしたのは奇跡にちかい。

この数日後にアメリカで「愛と平和」の祭典ウッドストックが開催された。
ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)は、
1969年8月15日(金)から17日(日)までの3日間、アメリカのニューヨーク州
サリバン郡ベセルの酪農場で行われた野外コンサートです。

このようにアメリカ全体が混沌としている時代において、愛や平和、自由や平等と
いった政治的メッセージを多分にはらんだ音楽が若者たちに支持されていったのは、
ある意味必然だったのかもしれません。

「平和と音楽の3日間」と宣伝されたウッドストック・フェスティバルは、
その名の通り、愛と平和、反戦を訴えたヒッピーや若者ら約40万人が集まり、
ロックと自由を存分に楽しんだ3日間となりました。

1969年世界中で若者たちが「愛と平和と自由」を訴え始めた。
いわゆるニューゼネレーション(当時はフラワーゼネレーションとも呼ばれていた)の
幕開けが、世界各地で起こり始めたのである。
この音楽祭が「権力に対する怒り」を音楽で表現した一大ムーブメントとなった。
1969年は(いくぞロック)の時代であった。

「日本の平和を考える」

「数々の論説を通じて日本の進むべき道を提言し続けてきた小堀桂一郎さんと
田久保忠衛さんが語り合う、幸福な国・日本を実現する道とは??」

つまり「戦後日本」という国は、じつはアメリカ政府ではなく、アメリカの
軍部(とくにかつて日本を占領した米極東軍を編入した米太平洋軍)によって
植民地支配されている。

そしてアメリカ外交のトップである国務長官でさえ、日本がなぜそんな状態に
なっているのか、その歴史的経緯や法的構造が、さっぱりわかっていないと
いうことです。

世界ではアメリカの力が甚だしく退潮して、対抗勢力としてのし上がってきた中国、
ロシアと共に三極構造を成しております。中国、ロシアは覇権主義的な野心を露骨に
表し始め、ロシアがウクライナへ侵攻し、同様なことを中国が台湾に対して行う
可能性が高まっている。日本の安全保障環境はかつてないほど脅かされております。

ところが、日本国民はなぜか切迫した危機感を抱いていない。
戦後78年続いた平和に慣れ切ってしまって、他国の脅威に対して極めて
鈍感になっているのですね。いざとなったらアメリカが助けてくれると思い込んで
いるのでしょうが、いまのアメリカはとても頼りになるとは思えません。

最大の要因は先ほど申し上げた通りで、いまだに戦後体制を引きずり、
アメリカから押し付けられた憲法を後生大事に抱え続けていることです。
特に国軍をなくしたことで、日本人は国防をアメリカに依存し、自分の国を自分で
守ろうとする気概を失ってしまいました。日本には自衛隊があるじゃないかと
いいますが、自衛隊は軍隊とは全く異なり、警察法体系によって動いている組織です。
この世界最悪の安全保障環境の中で、果たして自衛隊のままでどこまで対応できるか。
非常に問題だと私は思いますね。

最近、エマニュエル駐日大使が、LGBT法案を巡って露骨な内政干渉を行い、
また同性婚を肯定する裁判判決を受けて「日本は進化の過程にある」などと
非礼極まる言葉を弄んでいますね。アメリカには日本が対米敗戦国であり、
属国であるという意識がいまだに生きているのではないでしょうか。
これを跳ね返すには、やはり自主憲法を制定して、内政干渉を厳しく拒絶できるように
なる必要があります。いまの状態を放置していては将来が危ういと思います。

◇小堀桂一郎(こぼり・けいいちろう)
昭和8年東京生まれ。33年東京大学文学部独文学科卒業。
著書に『さらば東京裁判史観』(PHP研究所)『皇位の正統性について』
(明成社)『歴史修正主義からの挑戰』(経営科学出版)など。

◇田久保忠衛(たくぼ・ただえ)
昭和8年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒業。国家基本問題研究所副理事長。
日本会議会長。著書に『新しい日米同盟』(PHP新書)『激流世界を生きて』
『憲法改正、最後のチャンスを逃すな!』(共に並木書房)など。

目覚めよ!日本!目覚めよ若者たち!
この国に愛があるのか?この国に平和はあるのか?この国に自由はあるのか?
腐敗した政府に任せられない。物言わない経済界も相手にできない。
今一度考えて行動に出る時である。それぞれが行動に出る武器(知恵や楽器)を持ち、
マグマのように燃えたぎった力を見せる時期である。

「ライドオンタイム」今がその時である。
私たちの国は私たちの手で守らなければならない。声をあげろ!

能登半島地震の時のNHKアナウンサーの叫び「すぐに高台へ逃げ出して」
「連絡は待たないですぐに行動に移してください」
航空機炎上の時のJAL CAの叫び「落ち着いてください」「荷物は持たないで」
「ヒールの人は靴を脱いでください」「大丈夫ですよ」
咄嗟の時には大声で叫ぶことが大切です。
安全マニュアルに頼らずに大きな声が慌てている人を助けるのです。

「ひとつのおとに、ひとつのこえに、みみをすますことが、
もうひとつのおとに、もうひとつのこえに、みみをふさぐことに
ならないように」谷川俊太郎

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