真夜中のよもや話
自分と対話するには真夜中が良い。
周りの音が全て消える時間に宇宙と繋がれるから。
人間の身体は小さいが思考は無限に広がる大きさがある。
生きてきた年数とこれから生かされる年数を考えて深い闇をむかえる。
81億に近い人々が暮らすこの地球で祈りが一つになると見えない交信が始まる。
欧米の大国は神を恐れずに、自然を破壊し続ける、人を殺し続ける、
弱者から金銭を搾取続ける、このような蛮行が、いつまで続くのか想像が出来ない。
恐らく地球が破壊するまで同じ行為を続けるのであろう。
自然界の全てのものに命を吹き込む。
命を吹き込むのはどうすれば良いのだろうと考えていたら
次のような記事を見た。まったく脈絡が無いが半導体の話である。
思考が飛ぶ真夜中なので許して欲しい。
1980年代に、アメリカ人は日本のことをこう呼んでいたそうです。
「カシャ、カシャの国」これは、日本を馬鹿にした呼び方でした。
というのも、この言葉は、写真を撮るように技術を盗み、
なんでも丸写しにするという意味だったんです…
「日本人の仕事が丁寧すぎて、アメリカの半導体が全然売れない」
実は、1990年代になると、
日本は世界の半導体シェアが、脅威の49 %とされ、
世界の半分を占めていました。
なぜなら、アメリカの半導体大手の経営幹部が、
日本製とアメリカ製の半導体の性能を調査すると、
アメリカ製の半導体が、馬鹿にしていたチープな日本の半導体よりも、
4.5倍も故障率が高かったことがわかったんです。
それが判明してから、高くて故障ばかりしているアメリカ製の半導体は、
全く売れなくなってしまいました。
しかし…あなたもご存知の通り、
その後の「半導体戦争」に勝ったのはアメリカでした。
Apple、Google、マイクロソフト、半導体の力を駆使して、
世界のトップ企業に立ったのは全てアメリカ企業です。
そして、今では日本の世界における半導体シェアは、
49%から6%まで下がってしまいました…
では、いったいなぜ、そんなに半導体のシェアが下がってしまったのか?
1980年代に、日本とアメリカの間で何があったのか?
テレビや新聞は報じない、アメリカが日本に仕掛けた罠とは?
ライズアップジャパンより
私の推測では1985年のプラザ合意が頭に浮かぶ
ドル高を是正するため、1985年9月のG5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)
で発表された為替レートの安定化に関する合意のこと。
これにより協調して円高・ドル安に誘導されました。
この公の報道の裏にいつもディープステート(闇の政府)が思い浮かぶのです。
プラザ合意とは開催場所となったニューヨークのプラザホテルにちなんで
プラザ合意と呼ばれているのです。
ここで米国から強制的に仕掛けられて日本が半導体部門から撤退を
余儀なくされた。あくまでもこれは推測に過ぎないがほぼ間違いは無い。
熊本にできた台湾企業の半導体工場TSMCも半導体市場では二番手の
メモリー用の半導体製品である。一番手はロジカル系の精密半導体である。
現在は台湾系の企業が半導体シェアの大部分を占めている。
これも尊敬する大学の教授から聞いた話なのだが真意は確認していない。
見えないところまで気を使うのが日本人の職人の仕事なのです。
納得がいくまで改善と改良を加えて完成品を作り出すのです。
八百万の神が住む国では誰が見ていなくても神様は見ていると感じるのです。
手を抜くことはろくでなしの行為だと蔑むのです。
一神教しか信じない欧米では働くことは神への奉仕で、働く質までは
教えていないのです。だから個人主義が蔓延して意識が仕事に向かないのです。
岡潔(おかきよし)数学者
晩年の主張は超高次元の理想である「真善美」妙を大切にせよというもので、
「真には知、善には意、美には情」が対応し、それらを妙が統括し
智が対応すると述べた。
一方で日本民族は人類の中でもとりわけ情の民族であるため、
根本は情であるべきとも語った。
また日本民族は知が不得手であるため、西洋的なインスピレーションより
東洋的な情操・情緒を大切にすることで「分別智」と「無差別智」の
働きにより知を身につけるべきと提唱している。
さらに現代日本は自他弁別本能、理性主義、合理主義、物質主義、共産主義
などにより「汚染されている」と警鐘を鳴らし、これらを無明と位置づけ、
心の彩りを神代調に戻し生命の喜びを感じることで無限に捨てるべきと述べた。
日本の未来をいつも憂えていた。
漫画家の東海林さだおとの対談は最初断っていたが、実際には盛り上がった。
『ショージ君のにっぽん拝見』によると「最近の人間は頭頂葉を使わずに、
前頭葉ばかり使っています。自然科学的なものの考えの元は前頭葉にあります。
西洋人は前頭葉ばかり使ってきました。だから物質第一主義となったのです」
「最近の女性は、あれはいったいなんですか。性欲まる出しにして
尻ふりダンスなどしておる。まったく情操の世界から逸脱しておる。
仏教では親が子を生むのではなく、子が親を選ぶのだといいます。
ですから男女のまじわりは気高く行なわねばなりません」などといい、
特に“そして「頭頂葉」といわれるたびに頭のテッペンをバシッとたたかれる。
そのありさまは、ほんとにバシッという感じで、先生の腕時計が、そのたびに、
カチャカチャと音を立てるほどなのである”という位の興奮ぶりだった。
また画家の坂本繁二郎と対話したのを契機に、日本人の精神統一法について
思考を巡らせている。繁二郎が「馬」を描いていた若い頃は、「分別智」の雲が
途切れる瞬間「無差別智」の閃光が差し込むインスピレーションを主とする
純西洋型精神統一法を用いていたが、「月」を描くような年頃になってからは、
分別智の春雨と無差別智の明かりによる情操・情緒を主とする
日本的西洋型精神統一法を用いていたという。
岡自身も三つの大問題の解決にあたりインスピレーション型(花木型)
→梓弓型→情操・情緒型(大木型)と移行してゆき、この日本的西洋型精神統一法と
無差別智のみの禅型精神統一法を使い分けることで老後の日常生活を乗り切って
いたと語っている。
一方最晩年になると世間智については使ってはならないと語っているが、
西洋の理性はすべて「世間智型平等性智」であるため、
理性を使わなくてよい社会を建設しなければならないとも語っている。
そろそろ眠くなってきたのでこれで終わります。
真夜中のよもや話にお付き合いくださいましてありがとうございます。