信頼

 

全ての人に信頼を求めるから失望するのです。
全ての人に期待をするから裏切られるのです。
全ての人と仲良くしようとするから嘘が増えるのです。

もっとしっかりと眼を見開いて、
自分に合う人だけを信頼するのです。
行き違いがあったとしても戻れる人。
戻りたいと思う人が自分に合う人なのです。

信頼には痛みが伴うのです。
それは自分を犠牲にしなければならないからです。
信頼は綺麗事だけでは築けません。
それは自分の恥を伝えなければならないからです。

人を信じることは命がけです。
裏切られる心配より裏切らない配慮が必要です。
信頼に打算があってはならないのです。
利益や愛情を目的としては成り立たないのです。

信頼を求めるならば、先ずは自分を知ることです。
信頼を求めるならば、先ずは自分を信じることです。
信頼を求めるならば、先ずは自分が力をつけることです。
信頼を求めるならば、先ずは自分が一人になることです。

信頼関係が築けないからといって、
投げやりになってはいけません。
諦めてはいけません。無感動になってはいけません。
それは自分が信頼の扉の鍵を閉めることになるからです。

全ての人に信頼を求めるから失望するのです。
全ての人に期待をするから裏切られるのです。
全ての人と仲良くしようとするから嘘が増えるのです。

そして最後に気付くことがあります。
一番「信頼」をしなくてはならないのが「自分」だということです。

あの人を信頼していたのに裏切られました。

この言葉は色々な記者会見の時に耳にする言葉です。
父親を恋人を学校の先生を会社を政治家を対象に使われます。
しかし本当に両者の間に信頼関係はあったのでしょうか。

打算的な意味での信頼は信頼では無いのです。
自分に都合の良い駆け引きだけの言葉なのです。

信頼には深さが必要です。
眼に見えない部分での心の交流が必要です。

不用意に信頼を乱発する人達がいます。
数回顔を合しただけでも平気で信頼を使います。

言葉だけの関係で信頼はうまれません。

成功や失敗を積み重ねて憎しみや裏切りも乗り越えて、
助け合う運命の領域に入って初めて信頼がうまれるのです。

信頼は順調な関係の時よりも挫折を味わった時に感じるのかもしれません。

美しく優しい言葉は心地が良いものです。
ついつい我々も無意識に使ってしまいます。

「巧言令色鮮なし仁」にならないように気を付けましょう。