規約&応変
船が沈没寸前の時に、船の安全性と規約を持ちだして来て、
約束が違う、守るべきだ、訴えるぞ、など馬鹿げたことを言う連中がいる。
緊急時の状況判断が出来ず形式通りの抗議を繰り返す連中である。
先般の川口順子元外相と中国要人の会談を真っ向から反対をして、
真意を確かめる事もなく辞任に追いやった民主党がまさにこれに当たる。
彼等は国益を損なう集団である。
それに同調した他党もおなじ穴のむじなである。
国会議員としての自覚もなく騒ぐだけの烏合の衆である。
外交には「臨機応変」が必須である。
その場の要求に相応しい判断を瞬時にしなければならないのである。
例え、今回の件が中国側から我が国に対して仕掛けた罠であろうと、
臨機に応じて変更するのは兵法の基本である。
敵が動いたらその狙いを察知し、接近してきたら備えを固くする。
敵が強力なら下手に出て油断をさそい、充実していたらあえて戦いを避ける。
敵が勢いに乗っていたら時間をかせぎ、嵩にかかって攻めてきたら疲れるのを待つ。
敵が無道であったらこちらは正義でこたえ、結束が固かったら策をこうじて離間をはかる。
これ等は「六韜三略」流の用兵の極意である。
川口元外相を問答無用で切り捨てるのは無頼の輩のすることである。
益々民主党が大嫌いになった。
国会中継において辞任に追いやった民主党の議員の発言を聴いた。
「以前、外務大臣時代の川口さんから勝手なことをするのなら、
一議員になってからしなさいと批判的な嫌みを言われた。
だからあなたも中国で好きな行動を取るのなら一議員になってからしなさい。」
これじゃ小学生のホームルームである。
所詮レベルの低い市民団体活動家の集まりである
言われたから言い返す。野党だからなんでも反対する。
与党議員の人格まで否定する。
このレベルの低さは騒音おばさんと何ら変わりが無い。
大音量で音を出して水を差す連中である。
国事における事の重大さが理解できない阿諛追従の輩である。
歴代党首の落ち着きの無さが全てを物語っている。
自民党政権を手放しで100%認める訳にはいかないが、
前政権の無能さの御蔭で安部総理が輝いて見える。