どう生きる

 

地位や名誉があるから

お金や財産があるから

立派な家に住んでいるから

それで人が輝く訳ではない

 

一生懸命勉強して

一生懸命信仰して

一生懸命働いて

そんな人が必ず幸福を手に入れる訳ではない

 

生まれつき病弱で

欠点が多くて

災難に巻き込まれる

そんな人が必ず不幸な人生という訳ではない

 

愛に縁がなくて

守るべき家族もいなくて

誇れる仕事もない

それで人の価値が決まる訳でもない

 

一番大切なのはどんな境遇でも、どう生きたかが重要である。

どんな人生でも輝く方法が有る。どんな人生でも幸福になれる方法がある。

それはつねに自分を見失わないで、一生懸命生き抜く事である。

多くの困難を乗り越えた後に、他人(ひと)に対していかに優しくなれるか。

そこから輝きが生まれて、そこから幸福を手に入れる事が出来るのだ。

 

一番大切なのはどんな物でも どう価値を持ったかが重要である。

目新しく便利な物にばかり目を向けるのではなく、

自然の中にある創造物に目を向けるべきである。

人も草木も動物も生きているのではなく、生かされていることを知り、

全てに対して「ありがとう」の感謝の気持ちをわすれない事だ。