英霊とは
友人のジャーナリストが昨年SNSへ投稿した内容です。
このような文章もその内に削除される恐れがある。
その上に当局から目をつけられて仕事ができなくなる。
それでもあえて投稿に踏み切ったと言っていた。
しかしジャーナリストの職業を選んだ人間としては当然の行為である。
この投稿は自民党総裁選真っ盛りの時に投稿されました。
自民党総裁選に立候補している高市早苗経済安全保障相は25日の
BSフジ番組で首相に就任した場合も東京・九段北の靖国神社への参拝を
続ける意向を示した。「適切な時期にきっちりと普段通り淡々とお参りをしたい」
と述べた。
「靖国神社は戦争を美化する施設でなく、外交問題にされるべきではない。
自分の気持ちに正直でありたい」とも語った。
これまで高市氏は春と秋の例大祭や終戦の日に参拝してきた。
小泉進次郎元環境相は「今まで15年間、8月15日に参拝を続け、
安倍政権、菅政権で環境相を務めたときも参拝している」と触れたうえで、
首相に就いた場合の対応については「適切な判断が必要なことだ」と話した。
石破茂元幹事長は天皇陛下が参拝できる環境整備が必要だと指摘しつつ、
自身の参拝については明言を避けた。
お国のために戦士した兵士の御霊に尊崇の念を示すのは、主権にかかわる
問題であり、「歴史認識」「国家観」とも深くかかわる。そこから政治家は
「国があるべき姿」を描く。さらに国が進むべき道筋をつけるのに、
いわば「戦略」「戦術」の策定が必要だが、戦術は状況によって
柔軟に変化させるが、「戦略」はそう簡単に変更すべきではない。
まして、そこにいたる「歴史観」「国家観」をぐらつかせるような
政治家は、その資格がない。
たとえ海外からどんな批判を浴びようと、毅然とした態度で臨むべきだ。
なにが言いたいかというと、このたび民主党代表に就任された
野田佳彦さん。確か小泉政権で、時の首相の歴史認識を問いただした。
靖国神社には戦犯が祀られているとする小泉首相に対し、
野田さんはサンフランシスコ平和条約や恩赦されたことを理由に、
「靖国神社には戦犯は祀られていない」と主張した。
その主張はただしいと思うし、外国に言われて、
その歴史観を歪めてはいけない。
野田さん、ご自身が靖国神社に参拝されたことは首相在任中にはなかった。
今後、政権をとられたら、ぜひ参拝されたし。
招魂社=靖国神社に祀られる戦死者が英霊と呼ばれるのは何時から?
明治二年(1869年)6月29日は、東京・九段坂上に幕末以来の戦死者を祀る
招魂社が造営された日です。現在の靖国神社となります。
毎年いろいろな意味で話題になる施設ですが、その始まりや経過については、
あまり大きく取り上げられませんよね。
招魂社が作られたのは、上記の通り明治の最初期。
日付からしても、戊辰戦争の最終局面である箱館戦争が終わった直後です。
戊辰戦争の話題では旧幕府軍側の被害がよく知られていますが、
もちろん明治政府側の戦死者も多くいました。
明治政府としては、新たな国の礎になった人々を手厚く葬らないと、
格好がつかないわけです。
会津などで旧幕府軍側の死者の埋葬をしばらく許さなかったのも、
格差をつけるためという面があったでしょうしね。
実際の遺体は家族や軍に任せるにしても、政府として何か特別扱いを
しなければなりません。
そこで、新しく皇居となった、かつての江戸城のすぐ北に、
戦死者を祀る社(やしろ)を作ったわけです。
ですので、現在の靖国神社にも遺骨や棺はありません。
境内の別の場所に遺品などはありますが、それはまた後ほど。
祀られている対象者は、主に「戊辰戦争~第二次世界大戦、そして戦後、
東南アジアなどの独立戦争に参加した人々」です。
軍人の戦死者・戦病死者が一番多いのですが、準軍属とみなされる人々も
多数祀られています。
例えば、戦時徴用されて軍需工場で働いているときに空襲を受けた女性たちや、
満州開拓に携わった人々、沖縄戦に巻き込まれた一般人などです。
真岡郵便電信局事件で自決した女性たちも含まれています。
何故この事実を教科書に乗せて子供たちに教えないのでしょうか?
正しい歴史認識に基づいて靖国神社を語ってほしい。
そうして毅然とした態度で海外の反日活動家に訴えて欲しい。
情報操作によるプロバガンダはどこの国でも取り入れている政治手法である。
それがその国の歴史認識として教科書に取り入れられて子供の時から
刷り込まれていけば当然名指しされた国へ敵対心がわく。
しかし不思議なのは日本の教科書にそのような記述は一切ない。
アメリカ・ロシア・中国・韓国・北朝鮮などへの批判などである。
第二次世界大戦後に日本は敗戦国として一方的にアメリカの言いなりになった。
その為に「歴史」も「地理」も「修身」も削除されて日本精神が奪われた。
その上に憲法迄アメリカが指導して作ってしまった。
憲法第九条は「戦争放棄」が書かれていて戦後80年間航空圏侵害、海上侵犯、
拉致被害、日本人に対する暴力・殺人まで我慢してきた。
しかしもうそんな呑気なことは言っていられない世界情勢になりつつある。
中国が、北朝鮮が、ロシアが攻め込んでくる恐れもある。
我々は戦争放棄した国ですからと大声で叫んでもミサイル一発が
飛んでくれば平和運動なんて空しくなるのである。
目の前で自分の身内が殺されても戦わないと言うのであれば、
守ってくれる人も誰もいないということになる。
学徒出陣で駆り出されて特攻隊や人間魚雷に乗り込まされた若者達、
我々は「彼等が幸福を描いた未来に住んでいる」ということを忘れてはならない。
僅か20歳前後の世の中を何も知らない若者たちの死を「英霊」として
祀ることを他国の顔色をうかがう必要はまったく無い。
これから先、日本に住んで、日本で家族を作り、日本で働く全員の為に
先祖を敬いながら戦争で亡くなった英霊たちに感謝しながら
建国の意識を高めて行って欲しい。
日本では石破茂が首相になり、アメリカではトランプが大統領になった。
日本人が毅然とした態度で臨まなければアメリカの属国になりかねない。