プライド
プライドとは恥を知ることである。
個人の尊厳を守り切ることである。
男は男としての恥を知る。
女性は女性として恥を知る。
昨今は自由平等を履き違いをしている人が多い。
男女平等をなんでも許されると勘違いをしている。
男が守るべき領域は男が守り、女が守るべき領域は女が守る。
こんなに簡単な方程式を複雑にする必要はない。
しっかりと着物を着こなしている人と、だらしなく着崩した人とは
どちらを友人として選ぶか?
礼儀をおもんじる人と無礼な人ではどちらを相談相手として選ぶか?
恥を気にしない人と規律を守る人ではどちらを仲間として選ぶか?
マナーを守る人と守らない人どちらの人と
末長く付き合いたいと思うのでしょうか?
私のプライドに対する考え方の基本は全て江戸時代にあります。
山本常朝「葉隠」、新渡戸稲造「武士道」、山川菊枝「武士の妻」
この3冊で十分に足りる。
スピリチュアルアーティストの江原啓之氏はプライドについてこう述べる。
私はスピリチュアルな世界から受け取る翌年のキーワードをお伝えしています。
2022年は「亀裂」、2023年は「終焉のワルツ」と申し上げましたが、
2024年を象徴するワードは「プライドの失墜」。
ここでいうプライドは、この世で今まで物質的な意味で築いてきた
価値観のこと。たとえば、社会全体のシステムで当たり前とされて
きたことがガラリと変わり、根底から打ち崩される年という意味があります。
心の姿勢でいうと、すべてにおいて“原点に立ち返る”ことが重要です。
コロナ禍以降、私たちの住む世界も生活も大きく変わりましたが、
その間、自分ひとりではままならない人生を痛感し、
「何のために生きているのか」「自分にとって何が幸せなのか」と
自問自答した人は多かったと思います。
ちなみにここでいう幸せは現世の物質的な豊かさではなく、
“心のありよう”。原点に一度立ち戻り、自分を見つめ直す必要があります。
それと同じように、今年のワード「プライド」を自己中心的な自尊心ではなく、
「これまで自分を愛し大事にしてくれた人たちを裏切らないこと」
「自分が受けてきた愛を守る力」のことだとそっと心の中で変換して
みてください。現世でいう幸せが失われたとき、自分のたましいは
何を求めて一番幸せだと思うのかスピリチュアルな世界でいう、
プライドのあり方が自分の中で明確になれば、何が起こっても大丈夫です。
厳しいことばかり言ってきましたが、2024年も悪いことばかりではない。
人生をリセットする機会ととらえて、新しい自分に生まれ変わる
一歩を踏み出す人もいるでしょう。
今年は仕切り直しが必要な“シフトチェンジ”の年です。
「私はいつも『幸せな人は意地悪をしない』と伝えていますが、
本当の意味での心の幸せ、すなわち“試練を克服しながら愛を学び、
たましいを向上させることによって得られる喜び”に満たされていれば、
わざわざ他人に意地悪をしようとは思いません。
逆に過剰な幸せアピールも、『本当は満たされたい』『幸せになりたい』
という悲鳴のような心の叫びに聞こえます」
一番身近な家族との関係も悩みは尽きることがないが、「『家族だから』
『家族なのに』という、呪縛のような古い固定観念に自ら縛られて
苦しくなっていませんか。家族とは学校のようなもの。
同じテーマをもって生まれてこの世で家族となりましたが、たましいは別。
家族といえども心の距離感を保ったうえで、互いに尊重し思いやれる
“自律”した関係が必要です」
2024年を振り返ると江原啓之さんの言うとおりになっていますね。
世界中のTOPリーダーたちがなりふり構わず自己保身に回っています。
日本の政治家の体たらくは本当にひどいものです。
特に自民党議員の裏金問題と石破首相の国際舞台での恥ずかしい場面は
プライドのひとかけらもありません。
自民党に投票した人たちも自民党の議員たちもプライドのない人ばかりです。
さて2025年はどうなるのでしょうか?
辰年から巳年に移行する年です。
2025年「乙巳(きのと・み)」の年は、十干「乙(きのと)」と
十二支「巳(み)」の開運パワーが重なる一年です。
「乙」と「巳」、それぞれの特徴を詳しくチェックして、
2025年の運勢を占ってみましょう。
乙(きのと)の特徴と意味 十干
「乙(きのと)」は十干(じっかん)における2番目の文字で、
陰陽五行説では「陰の木」に属します。
自然界では、成長過程にある若木や柔軟でしなやかな
草木を表します。柔らかくも強く、弾力のある性質を持ちます。
平和的で協調性が高く、柔軟性と適応力に優れているのが特徴です。
半面、優柔不断で流されやすいという弱点もありますので、
慎重に計画を練りながら変化に対応していく力が求められます。
「乙(きのと)」には、新たな変化の始まりを意味する開運効果が秘められています。
成長や発展がテーマの一年となるでしょう。
巳(み)の特徴と意味 十二支
「巳(み)」は十二支(じゅうにし)の6番目の文字で、
陰陽五行説では「陰の火」の気を持ち、内に秘めた情熱や進化・再生の
エネルギーを象徴します。自らの目標に向かって突き進む力を示唆しています。
特に、変化を受け入れ、新しい挑戦をする意欲が高まる時期です。
自身の内面と向き合い、より高い次元での自己実現を促進する運気が高まります。
蛇が、皮を脱ぎ捨てて新しい姿に生まれ変わるように、
2025年は古いものが終わりを迎え、新しいサイクルが始まる年となるでしょう。
「巳」には「再生」や「変化」という意味があり、これは蛇のように脱皮を繰り
返して、成長を続ける生命体の象徴とも言えます。
私も2022年から2024年かけて挫折を繰り返しましたが、いよいよ
脱皮の後の再生の時期に入ります。人生の終盤に向けて活躍できるように
毎日を大切にして生きていきたいと思います。