創造力「土器とAI」




人間の創造力は古代16000年前から始まっていた。
土を練り合わせて作られた縄文土器はどの様にして作られたか。

日本列島では、土器は約1万6000年前の縄文時代から使われはじめました。
これらは縄文土器とよばれ、世界でもっとも古い土器の一つです。
作りはじめたころの土器は、あみ籠や獣の皮で作った革袋などの形をまねて
作られたのではないかと考えられています。 縄文土器は約1万年もの長い間、
おもに煮炊きをする鍋として使われましたが、その形は地域によって特徴
があり、飾られる模様も、土器のように複雑なものから、土偶のように
特徴的なもの、埴輪のようにシンプルなものまで、実にさまざまです。
だから、土器をみたら、どこの、いつごろのものかがわかります。

土器は、おもに煮炊きをする鍋や、食べ物を入れておく食器として
使われました。ほかにも、物を入れて運んだり、保管したりするときにも
使われたことでしょう。また、墓に葬られた人に食べ物を供えたり、
棺に入れたり、儀式や祭りの場面で使われたりするような
特別な土器もありました。
約2800年前の弥生時代には、米づくりとともに、朝鮮半島の土器づくりの
技術が伝わりました。そして、それまでの縄文土器づくりの
伝統と合わさって、弥生土器が誕生しました。
朝鮮半島からきた渡来人と縄文人は、一緒に土器をつくったのでしょうか。

私は生活用途以外に自分たちの能力を他部族に知らしめるための物として、
又、一族のみで生活を共にしてきた為に婚姻の必要性が迫られ時の
結納品として地方に分散したのではないかと推測します。

これらの文化的技術をAIに質問したところ以下の回答を得ました。

AIで縄文土器を作れるか、という質問は非常に興味深いですね。
AIは、画像生成、音楽作曲、文章生成など、様々な分野でクリエイティブ
な成果を出していますが、縄文土器のような伝統的な工芸品を制作できるのか、
という問いには、AIの能力と創造性の限界を問う上で非常に重要な視点と
言えるでしょう。

現状のAIと縄文土器制作
現在のAIは、大量のデータを学習し、その特徴を捉えて新たな作品を
生成することができます。画像生成AIであれば、既存の縄文土器の
画像データを学習し、新たなデザインの縄文土器を生成することは
理論上可能です。しかし、いくつかの課題が考えられます。

触感や質感を再現する難しさ:
縄文土器は、粘土の質感や焼き物の温かみなど、触覚的な要素が重要です。
現在のAIでは、これらの要素を完全に再現することは困難です。
意図的な不完全さ: 縄文土器には、意図的な歪みやムラなど、
人間の手によって作られた温かみのある不完全さが特徴として挙げられます。
AIがこのような不完全さを再現することは、まだ難しいと言えるでしょう。
文化的な背景: 縄文土器は、当時の社会や文化を反映したものであり、
単なる形状の再現だけでは、その本質を捉えきれない可能性があります。

今後の可能性
しかし、AI技術は日々進化しており、将来的には縄文土器のような複雑な
形状や質感を持つものを生成できるようになる可能性も十分にあります。
例えば、 触覚センサーの活用: AIに触覚センサーを取り付けることで、
粘土の感触を学習し、よりリアルな質感の縄文土器を生成できるように
なるかもしれません。

生成モデルの高度化:
より複雑なパターンを生成できる生成モデルの開発が進めば、
縄文土器のような複雑な形状も再現できるようになる可能性があります。

人間との協働:
AIが生成したデザインを元に、人間が手作業で仕上げることで、
より温かみのある作品を生み出すことも考えられます。

結論
現在のAIでは、縄文土器のような複雑な形状や質感を持つものを、
人間の手と同じように作れるとは言えません。
しかし、AI技術の進歩とともに、その可能性は広がっていくでしょう。
AIが縄文土器を作ることは、単に技術的な課題を克服するだけでなく、
AIと人間の創造性、そして文化との関わりについて深く考える
きっかけとなるはずです。

如何でしょうか?
人間の作り出す創造物を真似ることが出来ても完璧に作ることは出来ません。
人間と言っても、人それぞれ、文化それぞれ、美的価値観はそれぞれです。
私たち人間は面倒なことや危険なことなどAIに頼もうとしています。
図書館としてAIを使ったり、データ分析を頼んだり、軍事目的で予測する
作業をこなす為には無くてはならない存在になりました。

例えばそれ以外にも伝統工芸品の西陣織など作り手の高齢化によって
失われてしまう危機のある分野にも応用ができるかも質問しました。
勿論、縄文土器と同じ様に以下の回答がありました。

AIと伝統工芸の融合
AIが縄文土器を作るという試みは、伝統工芸と最先端技術の融合という
新たな可能性を示唆しています。AIが生成したデザインを基に、伝統的な
技法を用いて作品を制作することで、伝統工芸に新たな価値を与えることが
できるかもしれません。

AIが縄文土器を作れるかという問いは、技術的な可能性だけでなく、
文化、芸術、そして人間と機械の関係性といった、より深い問題へと
つながります。AIの進化とともに、この問いに対する答えは、
今後も変化し続けていくでしょう。

AIによって人間の仕事が奪われる。
街には失業者が溢れて暴動が起きるなどに心を奪われるより
AIを徹底的に使いこなし未来を創造していく方が
どれほど有意義か知れません。そのための教育改革が急ぎ必要です。

時代は目の前に新しい難問を突きつけると共に一つの価値観で生きて来た
人間に挑戦状を突きつけて来ています。
もう古いコートを脱ぎ捨てて新しいコートに着替える時が来ました。
良いか悪いかではなく必要か必要でないかで考えてください。
もう目の前にAIとの共同作業の時代がやってきます。