今日は明日の前日




毎日、今日のことばかり考えているとただ予定をこなすだけになる。
朝起きて食事して学校行くか働きに出るかどちらかだ。
決められた宿題か指示された作業をこなして1日がすぎていく。
帰りに友達と息抜きにお酒を飲んで騒いでも何かスッキリしない。
そして部屋に戻りNetflixを見てシャワーを浴びて眠るだけ。

本来ならば1日が貴重で必ず無駄な時間を過ごさないように気をつける。
今日は明日の前日と思えば自分で毎夜反省会をするようになる。
自己啓発の本を片手にカレンダーに赤丸をつける。

今日は明日につながる有意義な1日として過ごすことができたかだろうか?
今日は健康に良いものを口にしただろうか?
今日は朝日を浴びて運動をして体力を鍛えただろうか?
今日は対人関係を円滑に行う為の勉強はしたのだろうか?
今日は人として生きるための本を読んだのだろうか?

若者は失敗や人間関係に悩みながら精神的ダメージを受けて立ち止まる。
酷い時には1週間ぐらい何も手がつけられなくなる。
色々なアドバイスやメンタルアップする本を何冊も読んだけど効果はない。
場所を変えれば気分が変わると言われて旅にも出たが効果はなかった。
それじゃダイエットなど気にせずに食べたいものを食べ続けて醜くなった。
どんなやり方も何も解決方法にはならなかった。

私は悩む時には徹底的に悩み続けてその原因を探った。
そうしなければ同じことで悩み続けることになるからである。
結局原因はいつも自分の中にあり他人が作ってはいなかったことが分かった。
自分の心持ち一つで陰から陽に下から上に変わることを学んだ。
悩みの解決は思考だけに頼っては駄目で悩みを紙に書き続けると
答えが見えてくる。観察して、分析して、判断して、何を行動すれば良いかを
紙に書き出す。そして実行表を作る。

メンターと言われる人は必ず自分らしさ、ありのままの自分、
素直な自分と言うけれど、それを言われても何が自分なのかわからない。
自己分析などしたことがないからね。
単純に血液型と生年月日でタイプを決められるのは不愉快だよね。
最も自分らしさが現れるのは我儘な時の自分かもしれません。
好き嫌いを言っている時が一番自分らしいかも知れない。

「恐怖は自分で作っている」
受験失敗したらどうしょう?面接でとちったらどうしょう?
大事なお客様との商談で不手際があったらどうしょう?
これ考えたら怖いよね。
一つ言えるのは、緊張は許せるけれど恐怖は許せないよね。

緊張は意識を高める為には必要なもので身体全体をドーパーミンが包み込み
挑戦モードにしてくれます。しかし恐怖は逆に身体全体をアドレナリンが出て
萎縮させて逃げるモードになってしまいます。

恐怖を緊張に置き換える方法としては又平常心に戻す方法としては
幾つかの方法があります。手のひらに人と書いて飲み込んでも駄目ですよ。
先ず苦手意識を克服する為に以下のようにしてください。

何気なく音楽を聞いているときは、メインボーカルの声や主旋律だけが
聞こえているのではないでしょうか。耳を澄ませて、さまざまな楽器の音に
意識を向けてみましょう。例えば、最初はギターの旋律だけを追いかけ、
2番目にベース、3番目にドラム、4番目にボーカルというように、
時間をかけて順番に注意(意識)を変えていきます。

その後、もう一度全体を聞いてみると、集中して聞いていた音が全体の中の
一部でしかなかったことに気づいたり、客観的に全体を把握する感覚が
得やすくなったりします。これによって、さまざまなところに柔軟に注意を
向けるスキルが身につきます。

このように、日頃から自分以外の物事に集中する練習をしておくと、
全体を俯瞰で捉えて細かく意識を区切ることが出来るようになります。
緊張しやすい場面でも、注意を向ける先をコントロールできるのです。

心や体が張り詰めた状態である緊張には自律神経のバランスがかかわっています。
普段は交感神経と副交感神経が適度なバランスで働いていますが、
不安を感じると交感神経が優位になり、筋肉が緊張して震えたり、顔が赤くなったり、
心臓がドキドキしたり、汗をかいたりと、身体に反応が表れます。

個人差はありますが、どんな人でも不安を感じることはありますし、
まったく緊張していないように見える人でも手に汗をかいていたり
するものです。

そもそも、不安は生物として必要な感情です。不安や恐怖による警戒心と
うまく付き合ってきたからこそ、人類は長く生き延びてこられたといわれて
います。また、ほどよい緊張感が必要な場面もあります。
例えば、アスリートは適度な緊張感があったほうが良い結果につながると
いわれます。不安や緊張は必ずしも悪いものではないのです。

緊張と上手に付き合う方法の一つは、緊張を極端に隠そうとしないことです。
緊張することはごく普通の反応なので、「緊張してはいけない」
「絶対に隠し通さなければならない」と思う必要はありません。
「緊張していることがばれてもいい、相手にわかってしまってもいい」と
思えるようになると、不安は和らいでいきます。

「人前で話すのって緊張しますよね」などと、不安な気持ちを自分から相手に
素直に伝えてみると、かえって初々しさや真面目さを感じてもらえて、
好印象を持ってもらえる場合もあります。
また、周りから自分がどう見えているのかという自意識が過剰になると、
誰でも不安になり、緊張してしまうものです。

緊張しやすい人は特に、不安や緊張を隠そうと自分の体の反応やイメージに
注意を向けすぎてしまいがちですが、自分のことばかりを意識するのではなく、
他の物事に意識を向けることで、不安や緊張を和らげることができます。

今日は明日の前日です。
貴重な一日を無駄なく過ごすのは自分を知ることです。
自分の器を知ることがポイントになります。
大きく見せようとか!かっこよく見せようとか!頭のいい人に見せようとか!
考える必要はありません。自分は自分です。
出来ることを精いっぱいやればよいのです。