無理から始まる限界!可能から始まる無限!




1969年1月30日、ザ・ビートルズはロンドンのサヴィル・ロウにある
アップル・コア本社の屋上 (ルーフトップ) で最後のライヴを行った。
全世界同時配信。当時はアナログの時代でTVケーブルを通じて配信された。
世界初の試みは狭い屋上でジョンレノンは毛皮を着ての演奏だった。
日本では早朝の配信でビートルズと同じ時間を共有出来たことに興奮した覚えがある。
その時の日本への配信は「Get Back」1曲のみだった気がする。(記憶が曖昧)

2023年7月30日、伊丹谷良介と苫小牧のバンドda-saが携帯電話を使ってライブ配信をした。携帯でのやり取りは同時に演奏が出来ないので、(電波の遅れの為にズレて聞こえる)送り出す伊丹谷さんは受け手のda-saの音を切り、1人セッションで音源を発信した。
正にアナログとデジタルの融合でノリの良い状況を作った。
音楽の映像配信は画像が良いから、音質が良いから、良いのではなくて、
配信側(演奏者)と受け手側(視聴者)が同じ空間で楽しめることが重要です。
演奏曲は「HELLO Mr ASIAN」途中からコーラスも加わり、
エンディングの掛け合いも呼吸感ぴったりで大変盛り上がりました。
演奏途中の場面から見た人には何の違和感も無く通常の配信と思ったに違いない。

「無理から始まる限界」
頭の中に無理という「単語」をインプットすると脳が硬直して、
全てがネガティブな発想になる。その状態からはアイデアも出てこなくなり、
すぐに限界を感じてしまう。
「僕は無理」「私は無理」と言えば、その場から逃れられるという甘えの構造は、
やめにしたほうが良い。
無理と思わずに何か方法があるかも知れないと発想を変えれば、必ず解決の方法が
見つかるのです。限界を超えたところに新しい発見は必ずあるのです。
デジタル社会では何でも手軽で便利になったが、そこには大きな危険が隠されている。
もし停電になって電気が通じなくなれば使えなくなるのである。
そんな時に無理と発想しても誰も助けてはくれない。
自分一人で解決の方法を考えて乗り越えなければならないのです。
あなたの頭の中から「無理」という言葉を削除してください。

「可能から始まる無限」
貧乏学生が英国に憧れて1年間工事現場でアルバイトをして片道の旅費を稼いだ。
行けばなんとかなると無謀な計画を実行した。そして英国の入管で入国を拒否された。
そして諦めずに係官と掛け合って1ヶ月の観光ビザを手に入れた。
到着した、その日にアパートを探して英会話の学校の登録をした。
次の日にアルバイト先を探して、それから1年半滞在したのです。
あの日入管で諦めて帰国していたら、負けの人生が始まったに違いない。
全ては可能だと発想して計画を書き出し、それを常に見ていれば限界を感じずに、
無限の発想が浮かんでくる。
無理と発想してしまえば帰国後CBSSONYに飛び込んで、
音楽プロデューサーになってはいなかっただろう。

無限の可能性を信じて楽しい人生をお送りください。
全てのクリエイティブは「可能」という挑戦から始まります。