がんばっぺし
朝 目が覚めたら空を見よう
晴れた日はおもいっきり陽射しをあびよう
雨の日は何もかんがえず笑顔でいよう
今はただ明るい陽射しの中で笑って生きよう
子供達の笑い声がきこえたら
一緒になって笑ってみよう
どんな些細なことでも喜びみつけよう
今はただ涙の中よりやさしい笑顔でいよう
お年寄りがうつむきかげんでいたら
そっと背中に手をまわし
「がんばっぺし」とさすってやろう
今はただ「元気」というビタミンをあげよう
泣いたり怒ったり叫んだり
嫌な気分はあとまわし
おしゃべりしたり笑ったり歌ったり
みんなと楽しいきぶんをそだてよう
今はただ目の前の光を信じよう
明日 目が覚めたら空を見よう
晴れた日はおもいっきり陽射しをあびよう
雨の日は何もかんがえず笑顔でいよう
今はただ明るい陽射しの中で笑って生きよう
子供達のポケットにはまだ何も入っていません。
だから未来のことを考えて元気でいられるのです。
大人達のポケットにはたくさんの物が入っています。
だからたくさんの物を失った時には心まで奪われてしまうのです。
一人の老漁師が「仕方ねえさ 一生懸命働けば また良いことが有るさ」と、
破壊された漁港を見ながら笑顔でつぶやいた。
老漁師のポケットには「がんばっぺし」がいっぱい詰まっている。
「がんばっぺし」気仙沼弁(いっしょにがんばろう)
3月 13th, 2011 in
恩学