世界がもし100人の村だったら




言葉の勉強会を開催しています。
音楽プロデューサーが考える言葉の使い方。
学術的に攻めるのではなく感性で攻める方法を教えています。
現代人は余分な情報と知識で余分な言葉を使いすぎています。

「もしあなたが毎日100の言葉しか使えなかったら」
家族や友人との会話から始まり、ご近所の人との挨拶、
学校や仕事場で無駄話をすると、夜には言葉が10こぐらい
しか残っていません。

その時に突然電話が鳴り大好きなおばあちゃんの危篤の知らせが
届き病院で最後の言葉を交わします。
しかし残された言葉を見るともう3つしか残っていません。
「大好きだよ」「愛しているよ」「さよなら」で終わってしまいました。
その時に朝から夕方まで言葉を無駄に使っていたことを反省しても遅いのです。

これは人間関係にも当てはまります。
「世界がもし100人の村だったら」
もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、
全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。

その村には・・・
57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます
52人が女性です
48人が男性です 
70人が有色人種で
30人が白人

70人がキリスト教以外の人で
30人がキリスト教
89人が異性愛者で
11人が同性愛者
6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍
80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません

50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人はいま、生まれようとしています
1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています

もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、
相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、
そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは
火をみるよりあきらかです。

また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。
もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと
感じることができたなら・・・
あなたは今生き残ることのできないであろう100万人の人達より恵まれています。

もし、あなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは飢えの
悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・
あなたは世界の5億人の人達より恵まれています。

もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または
死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・
あなたは世界の30億人の人達より恵まれています。

もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、
寝る場所があるのなら・・・
あなたは世界の75%の人達より裕福で恵まれています。

もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った
入れ物があるなら・・・
あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちの一人です。

もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・
それはとても稀なことです。

もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間2倍の
祝福をうけるでしょう。
なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて、
その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々より
ずっと恵まれているからです。

昔の人がこう言いました。
わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。
お金に執着することなく、喜んで働きましょう。

かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。
誰もみていないかのごとく自由に踊りましょう。
誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。
あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう。

もし人生が80歳で終わるなら時間をどう使いますか?
27年間が睡眠にとられます。10年間が食事に使います。
5年間がトイレの時間です。
残り38年間で仕事とプライベートで使える時間です。
学業に励んだ16年間22歳で就職をします。30代で結婚する。
家族が出来る。毎日残された時間を日めくりでカレンダーにして
計算すると、あっという間に80年の人生が終わってしまうのです。

万が一不慮の事故に遭ったり、突然病気に成ったり、足が動かなくなったり、
認知症になったり、寝たきりになる場合もあるのです。
食事も気にせずに、夜も寝ないで、仕事ばかりで世界の大富豪になった
アップルのスティーブジョブスは癌になり死ぬ間際に言った言葉。
「もつと食事に気を使い「健康になる本」を読んでおけばよかった」

神様は全ての人に平等に時間を与えました。
人生の時間配分表を作ることをお勧めします。
毎年年齢と共に健康へのリスクは高まるのです。
10年毎に8に区切り全体を見ます。
学ぶに使う時間、仕事を始めて結婚するまでの時間、
仕事と家庭と両親の介護で使う時間、子供たちの成長を見守る時間、
仕事で責任を任される時間、定年を迎えて人生を楽しむ時間、
社会人として地域の事と国の事を考える時間、自己実現に到達する時間。

時間配分表を見ながら常に無駄な時間の使い方をしていないのか確認が必要です。