本日365作目
いよいよ「恩学」が365作目となりました。
2011年から書き始めて12年目になります。
途中、定職についてからしばらくお休みをしていたのですが、
2019年コロナ禍が始まった時期からまた書かなければならないと思ったのです。
お休み中も時折、あの「恩学」のあのタイトルの文章が心に響きましたと、
たくさんお便りをいただきました。
大阪の見知らぬ女性の方から、この言葉をラジオ番組で使用しても良いですかと
問い合わせをもらったこともあります。
北海道の老舗和菓子屋さんの経営者の方からも、この文章を使っても良いですか
と連絡を頂いたことがあります。
英国在住の日本人の方からも母がとても楽しみに読ませていただいておりますと
メールを頂いたことがあります。
最近ではロックシンガーの伊丹谷良介さんが若者たちに向けて、教科書代わりに
読みなさと言ってくれていることには感謝の言葉もありません。
こういう一言がとても励みになりました。
元々音楽プロデューサーの独り言で「恩学」を書き始めたのですが、
改めて哲学書や仏教書を読み直すと、人が「生きる」という貪欲さの中から
「文化・芸術」が生まれ、育ったことを再認識して、これは稚拙な文章でも
書き伝えなければならないと思った次第です。
デジタルが進化すればするほどアナログ的な感情が大切になります。
100回「好き」という文字をLINEやメールで伝えるより、
1回会って言葉で伝える方が効果はあります。
「ありがとう」の言葉も直接対面で伝える方が感謝の気持ちが伝わります。
お年寄りには効果抜群です。
あなたにとって心に響いた文章はありましたか?
もしかしたら「恩学」の一番の愛読者は自分だったかもしれません。
ときたま自分の文章を読み返した時に励まされることがあります。
これからも良き文章が書けるように努力します。
一年は365日 私の一念は365作
2023年12月30日